さびとは?
さび
さびとは、金属が水分や酸素と反応して表面に生じる酸化物や水酸化物の層のことです。
さび(錆)とは、金属が大気中の酸素や水分・酸などと化学反応を起こし、表面に酸化物・水酸化物・炭酸塩などが生成される現象、およびその生成物のことです。
最も身近なさびは鉄のさびで、赤褐色を帯びた酸化第二鉄(Fe₂O₃)を主成分とします。鉄が水分と酸素にさらされると、電気化学的な腐食反応が起き、鉄イオンが溶け出してやがて酸化物として再沈着します。この反応は水の存在で大幅に加速するため、湿気の多い環境では特に進行しやすくなります。
金属によってさびの性質は異なります。
- 鉄:赤さびは脆く内部まで進行しやすい
- アルミニウム:酸化皮膜が緻密で内部を守る
- 銅:緑青(ろくしょう)という独特の色のさびを生じる
- ステンレス:クロムの酸化膜が不動態を形成し腐食を防ぐ
さびは構造物や機械の強度を低下させる問題の一方、銅の緑青や鉄の黒さびのように美的価値や保護機能を持つ場合もあります。防さび塗装・メッキ・防食剤などの対策が工業分野で広く活用されています。
使い方・例文
放置した鉄製の自転車のフレームが赤茶色に変色しているのは、さびが進行しているためです。
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