浮体式橋とは?
ふたいしきはし
浮体式橋とは、橋桁を水面に浮かぶ浮力体(ポントゥーン)で支える構造の橋で、深海や軟弱地盤で従来の橋脚が立てられない水域に架けられます。
浮体式橋(フローティングブリッジ、英:floating bridge)は、橋桁を水底に固定した橋脚ではなく、水面に浮かぶ浮体(ポントゥーン)で支持する橋の一種です。水深が非常に深い・海底地盤が極めて軟らかいなど、通常の橋脚を設けることが困難な場所に適用される特殊な橋梁形式です。
浮体式橋の主な特徴は次の通りです。
- 浮力を活用するため、超深水域でも建設コストを抑えられる
- ポントゥーンはアンカー(錨)やケーブルで水底に固定される
- 波・潮流・船の通過による振動・変形への対策が設計上の課題となる
- 船の通行のために可動式の開閉部分を持つものもある
世界的な事例としては、アメリカ・ワシントン州のレイク・ワシントン橋(520橋・90橋)が著名で、世界最長クラスの浮体式橋として知られています。ノルウェーでもフィヨルドを横断するために複数の浮体式橋が建設・計画されています。
日本では地震や津波の影響も考慮した設計が必要になるため国内への導入事例は限られますが、長大橋の新たな選択肢として研究・検討が続けられています。
使い方・例文
アメリカのワシントン州では、水深が深くて通常の橋脚が立てられないレイク・ワシントン上に浮体式橋が複数架けられ、日常の幹線道路として利用されています。
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