津軽三味線とは?
つがるしゃみせん
津軽三味線とは、青森県津軽地方で発展した三味線音楽で、太棹三味線を用いた力強い即興演奏と叩き弾きを特徴とする民族音楽です。
津軽三味線(つがるしゃみせん)とは、青森県西部の津軽地方で生まれ発展した三味線音楽、およびその演奏スタイルを指します。太い棹と厚い皮を持つ「太棹三味線」を使い、力強いバチさばきと豊かな音量、即興性の高い演奏が最大の特徴です。
津軽三味線の起源は江戸時代末期から明治時代にかけてとされ、門付け(家々を回って演奏し銭をもらう)を生業とする盲目の旅芸人「ボサマ」たちによって発展したとされています。過酷な環境での生活の中で、より大きな音を出し聴衆を引きつける必要から、独自のダイナミックな奏法が生まれたと言われています。
演奏上の主な特徴は以下の通りです。
- 叩き弾き:バチを力強く弦に叩きつける奏法
- スクイ:弦をすくい上げる奏法
- 豊富な即興(アドリブ)演奏
- 師匠と弟子の対決形式の演奏(「競演」)
20世紀後半、初代高橋竹山をはじめとする名人の活躍とメディアへの露出により、津軽三味線は全国的に知られるようになりました。現在はポップスやジャズとの融合、コンクール文化の普及など、伝統を守りながら新たな展開を見せています。2009年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
使い方・例文
津軽三味線の全国大会では、出場者が独自の即興演奏で技を競い合い、その迫力あるバチさばきに観衆が息をのむ場面が繰り広げられます。
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