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水の手とは?

みずのて

水の手とは、城郭において飲料水や生活用水を確保するための井戸・水路・貯水設備など、水を供給するための施設全体を指す言葉です。

水の手(みずのて)とは、日本の城郭において、籠城時や平時の生活に不可欠な水を確保・管理するための施設や機能を指す用語です。城の防衛における重要な要素のひとつとされ、城郭設備の設計において水の確保は最優先事項のひとつでした。

水の手の具体的な施設としては以下のようなものがあります。

  • 井戸本丸や各曲輪に設けられた飲料水用の井戸。深さや水量が重視された
  • 水堀・濠:防御機能と水の貯留を兼ねた構造
  • 水路・導水路:山城では湧水や渓流から城内へ水を引き込む仕組み
  • 貯水槽・水桶:雨水を集めて蓄える施設

籠城戦において水の確保は死活問題であり、敵方が「水の手を断つ」ことで降伏を迫る戦術も多く用いられました。このため、城の設計では水の手となる地形(沢・湧水地・川)を城域内に取り込む工夫がなされました。山城では特に難しく、雨水の利用や深い井戸掘削など技術的な工夫が凝らされています。

水の手の豊富さは城の堅牢さを示す指標のひとつでもあり、城郭研究においても立地条件と水利の関係が重要なテーマとなっています。

使い方・例文

「敵軍は城の水の手を断つことで守備側を干上がらせ、開城に追い込んだ」という形で、歴史や城郭研究の文脈で使われます。

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