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毫鍼とは?

ごうしん

毫鍼とは、現代の鍼灸治療で最も広く使われる細く長い金属製の鍼のことです。

毫鍼(ごうしん)とは、東洋医学の鍼灸治療において最も一般的に使用される鍼の種類です。古代中国の「九鍼」の一つに由来し、現代では使い捨て型のステンレス製鍼が主流となっています。

毫鍼は非常に細く、直径は0.14mm〜0.30mm程度、長さは15mm〜100mm程度のものまで多様なサイズがあります。先端は注射針とは異なり斜めに切断されておらず、丸く絞られた形状で組織を切らずに押し分けて進むため、痛みが少ないとされています。

施術では皮膚から経穴(ツボ)へ鍼を刺入し、一定の深さで留置するか、手技(雀啄・回旋・提插など)を加えて「得気(とっき)」と呼ばれる独特の感覚(重さ・鈍痛・ひびきなど)を引き出します。この刺激によって気血の流れを調整し、痛みや不調を改善するとされます。

日本では「管鍼法」という細い管(鍼管)を使って刺入する技法が発達し、痛みをさらに軽減した独自の鍼灸スタイルが確立されています。現代では慢性疼痛・肩こり・腰痛・自律神経の乱れなど幅広い症状に用いられています。

使い方・例文

肩こりの鍼灸治療では、患部の経穴に毫鍼を数本刺入して10〜20分ほど置き、筋肉の緊張をほぐします。

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