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毛越寺とは?

もうつうじ

毛越寺とは、岩手県平泉町にある天台宗の寺院で、平安時代に栄えた奥州藤原氏ゆかりの浄土庭園で知られる世界遺産の構成資産です。

毛越寺(もうつうじ)は、岩手県西磐井郡平泉町に位置する天台宗の寺院です。「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の一部として、2011年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

寺の起源は9世紀中頃(慈覚大師円仁が開山したとされる)にさかのぼりますが、その最盛期は12世紀の奥州藤原氏の時代です。藤原基衡・秀衡の二代にわたる整備により、「堂塔伽藍の数は中尊寺をしのぐ」とも評されるほどの大寺院となりました。しかし鎌倉時代に火災で多くの建造物が失われ、現在は本堂と大泉が池を中心とした浄土庭園の遺構が残っています。

毛越寺最大の見どころは、平安時代の作庭技法書「作庭記」に基づいて造られた浄土庭園です。大泉が池を中心に、州浜・立石・荒磯などの造景要素が配置されており、阿弥陀如来の浄土(極楽浄土)を地上に再現しようとした当時の美意識が感じられます。この庭園は国の特別史跡・特別名勝に指定されています。

また毎年1月20日に行われる「延年の舞」を伴う「常行堂の二十日夜祭」や、5月の「曲水の宴」など、平安の雅を再現した行事も有名で、多くの参拝者や観光客が訪れます。

使い方・例文

毛越寺の浄土庭園では、大泉が池の水面に周囲の緑が映り込む美しい景観が楽しめ、平安時代に極楽浄土を地上に表現しようとした歴史を肌で感じることができます。

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