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残像とは?

ざんぞう

残像とは、視覚刺激が消えた後もしばらく映像が見え続ける現象で、目の網膜の視細胞の興奮や疲労によって生じます。

残像(ざんぞう)とは、目に入ってきた視覚的な刺激(光や色・形など)が消えた後も、しばらくの間その映像が見え続ける視覚現象のことです。英語では「afterimage(アフターイメージ)」と呼ばれます。

残像には大きく分けて2種類があります。

陽性残像は、明るい光を見た直後に同じ色・明るさの像が見え続ける現象です。暗い場所でフラッシュを焚いた後に光の形が残るのがその代表例で、網膜の視細胞が強い刺激を受けた興奮状態が続くことで生じます。

陰性残像は、あるものを一定時間見続けた後に視線を外すと、色が補色(反対色)に反転した像が見える現象です。例えば赤い四角形をしばらく見つめた後に白い壁を見ると、緑色の四角形が浮かんで見えます。これは、特定の色に反応する網膜の錐体細胞が疲労して感受性が低下し、他の色の錐体がより強く反応するために起こります。

残像は映像技術や芸術・デザインにも応用されています。

  • 映画・アニメーション:フィルムのコマとコマの間に残像が働き、連続した動きとして知覚される
  • 錯視アート:補色の残像を利用した視覚的なトリック
  • LED ディスプレイ:高速点滅と残像を組み合わせた省エネ表示技術

残像は人間の視覚システムの特性を示す現象として、神経科学や心理学の研究対象でもあります。

使い方・例文

太陽を一瞬見てしまった後に視線をそらすと、しばらく太陽の形をした暗い像が視野に残るのは残像の典型的な例です。

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