次世代地熱発電とは?
じせだいちねつはつでん
次世代地熱発電とは、従来の技術では利用が難しかった地熱資源を活用するための新しい地熱エネルギー技術の総称です。
次世代地熱発電は、地球内部の熱エネルギーをより広範囲・高効率に引き出すことを目指した技術群の総称です。従来の地熱発電は、天然の蒸気や熱水が豊富な火山地帯に限られ、開発可能な場所が限定されていました。次世代技術はこの制約を大幅に緩和することを目的としています。
代表的な技術として以下のものが挙げられます。
- 超臨界地熱発電:火山の深部にある超臨界流体(水が超高温・高圧状態にある流体)を利用し、通常の地熱発電の数倍以上の発電量を狙う技術
- 高温岩体発電(EGS):熱水が存在しない乾燥した岩盤に人工的に水を注入して熱を回収する技術で、地熱資源の分布に縛られない
- バイナリー発電:低温の地熱流体でも発電できるよう、沸点の低い媒体を用いる方式
日本は世界有数の地熱資源を持ちながら、国立公園規制などにより開発が限られてきた経緯があります。エネルギー安全保障と脱炭素化の観点から、次世代地熱発電への関心と研究開発投資が近年高まっています。
使い方・例文
再生可能エネルギーの安定電源として期待される文脈や、エネルギー政策の議論において「次世代地熱発電の実用化」という形で登場します。
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