樫尾忠雄とは?
かしおただお
樫尾忠雄は、カシオ計算機を創業した実業家で、兄弟と協力して世界初の全電気式計算機や低価格電卓の開発・普及に貢献した人物です。
樫尾忠雄(1917〜2012年)は、日本の実業家であり、カシオ計算機株式会社の共同創業者のひとりです。東京都に生まれ、兄の樫尾俊雄・茂・和雄とともに会社を設立し、日本の電子産業を牽引しました。
カシオ計算機は1957年に日本初の電気式計算機「14-A型」を発売しました。この製品はリレー式の純電気式計算機として、従来の歯車式機械計算機とは一線を画す革新的なものでした。その後、半導体技術の進化に合わせて製品を進化させ、1965年には世界初のデスクトップ電子計算機「001」を発売するなど、計算機の小型化・低価格化を先導しました。
樫尾兄弟が経営において貫いた哲学は「ゼロからの発想」と「技術による差別化」です。
- 「最初から最後まで自社で開発する」垂直統合の開発スタイル
- 小型化・低価格化を徹底して一般ユーザーに計算機を普及させる方針
- 電卓から時計・カメラ・電子辞書・楽器へと事業を多角化
忠雄は社長・会長として長くカシオを牽引しましたが、経営の前線には技術者肌の兄・俊雄が立ち、ふたりの連携が革新を生む原動力となりました。カシオが生み出したG-SHOCKをはじめとする製品は世界中で親しまれており、日本のモノづくりを象徴するブランドとして今日も成長を続けています。
使い方・例文
「樫尾忠雄らが立ち上げたカシオの電卓は、高価だった計算機を家庭や学校に普及させた立役者として、日本の電子産業史に名を刻んでいる」という文脈で登場します。
この用語をシェア
最終更新: