検疫とは?
けんえき
検疫とは、感染症の国内侵入や拡大を防ぐため、国境・港・空港などで人・動物・植物・貨物を検査・管理する制度です。
検疫(けんえき)とは、感染症や有害生物が国内に持ち込まれるのを防ぐために、国境や港湾・空港・陸路の出入国地点において、人・動物・植物・食品・貨物などを検査・監視・隔離する一連の措置を指します。
歴史的には、14世紀のペスト流行時に、北イタリアの港湾都市が到着船舶を約40日間(イタリア語でquarantina)沖合に停泊させて待機させたことが語源とされています。この「隔離期間」の概念は現代の検疫制度にも引き継がれています。
日本では、検疫の種類が大きく3つに分かれています。
- 動物検疫:口蹄疫・狂犬病・鳥インフルエンザなどの防疫を目的とし、農林水産省の管轄
- 植物検疫:病害虫の侵入防止を目的とし、農林水産省の管轄
- 人の検疫:コレラ・エボラ出血熱・新型インフルエンザなど感染症の侵入防止を目的とし、厚生労働省の管轄
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを機に、検疫の重要性は広く一般に認識されるようになりました。国際的な取り決めとして、WHOの「国際保健規則(IHR)」が各国の検疫措置の基準を定めています。
使い方・例文
海外から帰国した際、空港の検疫カウンターで体温測定と健康状態の申告を行うよう求められた。
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