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桂米朝とは?

かつらべいちょう

桂米朝とは、上方落語の復興に尽力した昭和・平成を代表する落語家で、落語界初の人間国宝に認定された芸人です。

桂米朝(かつら べいちょう、1925〜2015年)は、大阪を拠点とした上方落語大名人です。本名は中川清(なかがわ きよし)。戦後にほぼ壊滅状態だった上方落語を、演目の発掘・復元・普及に一人で取り組み、その再興に決定的な役割を果たしました。

米朝が生涯かけて残した功績は多岐にわたります。

  • 演目の復元:廃れていた上方落語の演目を古い速記録や文献から掘り起こし、現代に通じる形で復活させた。
  • 後進の育成:桂枝雀、桂ざこば、桂南光など、現代上方落語を支える多くの名人・中堅を育てた。
  • 著作・研究:「上方落語ノート」など落語の研究書を著し、学術的な観点からも落語文化を記録した。
  • 各種表彰:1996年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定(落語家として初)。2009年に文化勲章受章。

その高座は品格と知性に満ちており、「上方落語の神様」と称されることもあります。米朝がいなければ今日の上方落語の隆盛はなかったと言っても過言ではなく、日本の伝統芸能史において不可欠な存在です。

使い方・例文

上方落語の演目解説書や寄席のパンフレットを読むと、「米朝復活」「米朝師の演出」という言葉が頻繁に登場するほど、桂米朝は現代上方落語の礎を築いた人物です。

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