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校倉造とは?

あぜくらづくり

校倉造とは、断面が三角形の木材を井桁状に積み重ねて壁を作る、奈良時代に見られる日本の伝統的な建築様式のことです。

校倉造(あぜくらづくり)とは、断面が三角形または丸みを帯びた木材を水平に積み重ね、壁を構成する日本古来の伝統的な建築工法です。奈良時代大陸から伝わった技術とされており、代表的な遺構として東大寺の正倉院(奈良市)が世界的に知られています。

校倉造の最大の特徴は、湿度の調節機能にあるとされてきました。乾燥した時期には木材が収縮して隙間が生じ通気性が増し、湿潤な時期には木材が膨張して隙間が閉じ、内部の湿度を一定に保つとされます。ただし現代の研究では、この調湿効果については諸説あり、床が高く設置されていることによる床下換気や、壁の厚みによる温度緩和なども重要な要因と考えられています。

構造上の特徴としては、以下の点が挙げられます。

  • 丸太・角材を水平方向に積み重ね、四隅で組み合わせる
  • くぎを使わず木材の組み合わせだけで構成される
  • 床を高く設けることで通風性と防湿性を高める
  • 内部に大切な宝物・文書・食料などを保管するための倉庫として機能

正倉院には奈良時代の工芸品・文書が現代まで良好な状態で保存されており、校倉造の優れた保存機能を今日に証明しています。日本の建築技術史において重要な位置を占める様式です。

使い方・例文

修学旅行で奈良を訪れた際、東大寺の境内にある正倉院を見ると、校倉造特有の積み木のような壁面の構造を間近に観察することができます。

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