末社とは?
まっしゃ
末社とは、神社の境内またはその周辺に設けられた小規模な摂社よりさらに格下の附属社殿のことです。
末社(まっしゃ)とは、神社に附属する小規模な社(やしろ)のうち、「摂社(せっしゃ)」よりも格式が低いものを指します。神社本社の祭神と縁の深い神や地域の神を祀り、境内または神社の管轄地内に設けられます。
神社の附属社は格式によって区別されます。
- 摂社 — 本社と密接な関係を持つ神を祀る附属社。本社の祭神の妃神・子神・縁の深い神など
- 末社 — 摂社以外の附属社。地域の小神・道の神・土地の神など
歴史的には、神社が地域の宗教的な中心地として機能する中で、さまざまな信仰の対象を取り込みながら末社が増えていきました。大きな神社の境内には数十から百以上の末社が並ぶことがあり、参拝者はこれらを順番に回って様々な御利益を求めることができます。
明治時代の神社整理令(神社合祀令)によって、全国各地の小さな神社が廃止・合祀された際、多くが近隣の大きな神社の末社として吸収・存続しました。現在も伊勢神宮・出雲大社・春日大社など大規模神社の境内に多数の末社が設けられています。
使い方・例文
大きな神社を参拝する際に「境内に並ぶ小さな祠(ほこら)のひとつひとつが末社です」と説明されることがあり、「全部の末社を参拝する」という形で境内を巡る参拝スタイルもあります。
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