時差ボケとは?
じさぼけ
時差ボケとは、急速な長距離移動により体内時計がずれ、睡眠障害や倦怠感が生じる状態のことです。
時差ボケ(英:jet lag)とは、飛行機などで短時間のうちに複数の時間帯をまたいで移動したとき、身体が現地の時間に適応できずに引き起こされる一時的な生理的不調のことです。医学的には「サーカディアンリズム睡眠障害(時差型)」に分類されます。
人間の体内には約24時間周期のリズム(概日リズム・サーカディアンリズム)が刻まれており、睡眠・覚醒・体温・ホルモン分泌などがこのリズムにもとづいて制御されています。時差の大きい地域へ移動すると、この内部時計と外部の昼夜サイクルにズレが生じ、次のような症状が現れます。
- 寝つきが悪い、または現地の昼間に強い眠気が生じる
- 倦怠感や疲労感が抜けない
- 集中力・判断力の低下
- 食欲不振・消化不良
- 頭痛・気分の落ち込み
東向きの移動(日本→ヨーロッパなど)は西向きの移動よりも適応が難しいとされています。体内時計を現地時間に合わせるための対策としては、移動前から睡眠時間を少しずつ調整すること、到着後は現地の日光を浴びること、無理に仮眠をとらず夜まで起きていることなどが有効です。
回復には通常1〜数日かかりますが、時差の大きさや個人差・年齢によって異なります。メラトニンなどのサプリメントが症状緩和に有効とする研究もあります。
使い方・例文
「ニューヨーク出張から帰国した翌日、昼間に猛烈な眠気に襲われてまったく仕事にならなかった。時差ボケが抜けるまで3日かかった」という場面で用います。
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