本文へスキップ

春日若宮おん祭とは?

かすがわかみやおんまつり

春日若宮おん祭とは、奈良の春日大社若宮神社で毎年12月に行われる約900年の歴史を持つ国家的な祭礼です。

春日若宮おん祭(かすがわかみやおんまつり)は、奈良市春日大社に属する若宮神社の祭礼で、毎年12月15日から18日にかけて執り行われます。平安時代の保延2年(1136年)に関白・藤原忠通が五穀豊穣と万民安楽を願って始めたとされ、以来一度も絶えることなく続けられてきた歴史を持ちます。

祭りのハイライトは12月17日に行われる「お渡り式」と「お旅所祭」です。お渡り式では、社伝神楽・田楽・神輿・武者行列など約1000人規模の時代絵巻が奈良市内を練り歩き、平安から江戸時代にかけての装束や芸能が再現されます。お旅所祭では、若宮神霊が御旅所に鎮座する中、雅楽・舞楽・田楽・猿楽・細男・神楽など多彩な芸能が奉納されます。

この祭りに奉納される芸能は、日本の古典芸能の保存という観点からも非常に重要です。

  • 大和舞・細男(せいのお)・神楽などの古代芸能
  • 田楽(でんがく)・猿楽(さるがく)などの中世芸能
  • 雅楽・舞楽などの宮廷芸能

ユネスコ無形文化遺産の「風流踊」関連行事との関係でも注目され、国の重要無形民俗文化財に指定されています。奈良の師走の風物詩として地域に深く根付いています。

使い方・例文

12月17日のお渡り式では、平安装束をまとった行列が春日大社から奈良市内を練り歩き、古都の師走に時代絵巻のような光景が広がります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語