排水性舗装とは?
はいすいせいほそう
排水性舗装とは、雨水を表面から速やかに浸透・排出させる空隙の多いアスファルト舗装のことです。
排水性舗装とは、通常のアスファルト舗装よりも骨材間の空隙(すき間)を大きくした多孔質な構造の舗装工法です。雨が降ると水が舗装表面に留まらず内部へ浸透し、道路端の排水施設や路盤へと速やかに排出されます。空隙率は一般的に20%前後と、通常の密粒舗装(3〜5%程度)に比べて格段に高く設計されています。
排水性舗装の主な利点は次のとおりです。
- 水はねの抑制:走行車両が巻き上げる水が減少し、視認性が向上する
- 水膜の排除:路面の水膜が薄くなりハイドロプレーニング現象を抑える
- 騒音低減:タイヤと路面の間に空気層ができ走行音が吸収される
- 視線誘導:雨天でも白線が見やすく夜間の視認性が保たれる
一方で、空隙が土砂や粉塵で目詰まりすると排水機能が低下するという課題があります。このため、定期的に高圧洗浄車による清掃が必要で、維持管理コストが高い点が欠点として挙げられます。また、寒冷地では空隙に入り込んだ水が凍結・膨張して舗装を傷める場合があるため、地域の気候条件を考慮した設計が求められます。
高速道路や幹線道路を中心に普及が進んでおり、交通安全と沿道の生活環境改善に貢献する舗装技術として評価されています。
使い方・例文
高速道路で大雨の日に走行しても路面の水はねが少なく、標識や白線が見やすいのは排水性舗装が採用されているためです。
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