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排気量とは?

はいきりょう

排気量とは、エンジンの全シリンダーでピストンが1往復する間に押しのける混合気の総容積のことです。

排気量とは、レシプロエンジンにおいて、ピストンが下死点(最も低い位置)から上死点(最も高い位置)まで移動するときにシリンダー内から押し出される気体の容積(行程容積)を、全シリンダー分合計した値です。単位はcc(立方センチメートル)またはL(リットル)で表されます。

排気量の計算式は「行程容積 × 気筒数」で求められます。たとえば1つのシリンダーの行程容積が500ccで4気筒エンジンなら、排気量は2,000cc(2.0L)となります。行程容積はシリンダーの内径(ボア)とピストンの移動距離(ストローク)によって決まります。

排気量はエンジン性能を示す代表的な指標であり、一般的に排気量が大きいほど

  • 最高出力(馬力)が高い
  • 最大トルク(引っ張る力)が大きい
  • 低回転域での力強さがある
という傾向があります。一方で、排気量が大きいほど燃料消費量も増える傾向があります。

日本の税制では、自動車税の区分が排気量で決まるため(例:1,000cc以下・2,000cc以下など)、排気量は購入コストにも直結する重要な数値です。近年はターボチャージャーやスーパーチャージャーで過給することで、小排気量エンジンでも大きな出力を得る「ダウンサイジング」の傾向が強まっています。

使い方・例文

「2.0L(2,000cc)エンジン」や「軽自動車の660cc」のように、排気量はエンジンの規模を表す基本スペックとして車のカタログに必ず記載されています。

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