手押し鉋盤とは?
ておしかんなばん
手押し鉋盤とは、木材の表面を平らに削ったり直角を出したりするために使う木工用の電動機械です。
手押し鉋盤(ておしかんなばん)は、回転する刃物(ナイフヘッド)の上を木材を手で送ることで、表面を均一に削り平らにする木工機械です。英語では「jointer」とも呼ばれます。
基本的な仕組みと構造は次のとおりです。機械の中央部にある回転刃物台を挟んで、送り側(インフィードテーブル)と受け側(アウトフィードテーブル)の2枚のテーブルが設置されています。インフィードテーブルをわずかに下げることで、材料を通過させるたびに一定の厚みを削り取る仕組みです。刃物台の回転数は毎分数千回転に達し、なめらかな仕上げ面を生み出します。
主な用途としては以下のものがあります。
- 木材の基準面(平面)を作る「平出し」
- 木材の側面を平面に対して直角に整える「直角出し」
- 反りやねじれのある板材を修正する作業
木工における意義として、家具製作や建具製作など精度が求められる木工では、まず手押し鉋盤で基準面を作り、その後で自動鉋(厚み決め機)や横切り丸鋸で加工を進めるのが基本的な工程です。手押し鉋盤なしでは、後工程の精度が保証できません。刃物が露出した危険な機械でもあるため、安全ガードの確認と適切な操作技術の習得が必要です。
使い方・例文
反りのある板材を手押し鉋盤に通して平面を出した後、自動鉋で均一な厚みに仕上げるという手順は、家具製作の基本工程として広く行われています。
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