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意味論的真理論とは?

いみろんてきしんりろん

意味論的真理論とは、「雪は白い」が真であるのは雪が実際に白いときであると定式化するように、命題の真理を言語と世界の対応関係で説明する哲学理論です。

意味論的真理論(Semantic Theory of Truth)は、20世紀ポーランド出身の論理学アルフレッド・タルスキが提唱した真理の理論です。「ある文が真である」とはどういうことかを、形式言語の意味論の観点から厳密に定義しようとします。

タルスキ中心的なアイデアは、「T-図式」と呼ばれる次の形式です。「Xが真である ⟺ p」(ここでXはpを表す文の名前)。たとえば、「『雪は白い』が真である ⟺ 雪は白い」という形になります。この単純な式は、真理を「言語表現」と「世界の事実」の対応として捉えており、対応説的真理論の精密な定式化といえます。

タルスキはこの理論を展開する際に、対象言語とメタ言語を区別することが重要だと指摘しました。自然言語で同じ枠組みを使うと、「この文は偽である」のような嘘つきのパラドックスが生じるため、形式化された対象言語についてのみ理論を構築することが必要とされます。

意味論的真理論は以下の点で哲学的に重要です。

  • 論理学・数学の基礎論(形式体系の意味論)への応用
  • 真理の定義を哲学的曖昧さなく扱う枠組みの提供
  • 整合説・実用主義的真理論との対比における明確な立場

現代の哲学・言語学・論理学で広く参照される基礎理論です。

使い方・例文

意味論的真理論の観点では、文の真偽は世界の状態との対応によって定まると考えます。」という形で論理学・哲学の議論で登場します。

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