恥とは?
はじ
恥とは、自分の行為・状態が他者や社会の基準に反すると感じたときに生じる、自己評価の低下を伴う感情です。
「恥」とは、自分の行動・外見・状態などが他人の目や社会的規範に照らして不名誉・不適切であると感じるときに生まれる感情です。日本語では「はじ」と読み、「恥ずかしい」「恥をかく」「面目ない」などの形でも表れます。
心理学的には、恥は「自分という存在そのもの」が否定されるように感じる感情であり、「罪悪感」(guilt)と対比されます。罪悪感は「自分のした行為」が悪かったと感じるのに対し、恥は「自分自身」が劣っている・ダメだと感じる点が異なります。この区別は文化や個人によって曖昧になることもあります。
恥の感覚は社会によって異なります。文化人類学者のルース・ベネディクトは著書『菊と刀』(1946年)の中で、日本を「恥の文化」、西洋キリスト教社会を「罪の文化」として分類したことで有名ですが、この二項対立は単純すぎるとして現在は批判的に見られています。
恥は社会的な規範を守らせる機能を持つ一方、過剰な恥の意識は自己否定・対人恐怖・うつなどの原因にもなります。適度に恥を感じる感覚は「恥を知る」ともいわれ、誠実さや謙虚さとつながる美徳ともみなされます。
使い方・例文
「人前で転んで恥ずかしかった」「約束を破って恥ずかしい思いをした」のように、他者の目を意識して感じる感情として使います。
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