復溜とは?
ふくりゅう
復溜とは、足首の内側上方にある腎経のツボで、腎機能の補強や発汗異常・むくみの改善に用いられる経穴です。
復溜(ふくりゅう)は、「足の少陰腎経」に属する経穴(ツボ)のひとつです。内くるぶし(内果)の最も高い点から上方2寸(約4センチ)、アキレス腱の前縁に位置します。
「復溜」という名称は「流れが復する」という意味を持ち、腎の気・精が戻り循環するイメージを表しています。東洋医学では腎は「水」を主り、体内の水分代謝と深く関わるとされており、復溜は腎経の経穴(けいけつ)として水分バランスの調整に重要な役割を果たすと考えられています。
復溜の施術が適応とされる主な症状には以下があります。
- 多汗症・無汗症など発汗の異常
- むくみ(浮腫)・排尿障害
- 腰痛・下肢の脱力感
- 腎虚(腎の機能低下)による慢性疲労・耳鳴り
- 夜間頻尿・口渇
特に発汗異常への効果は古典でも記述があり、「汗が止まらない」ときには合谷との組み合わせで用いることが有名です。腎を補う代表的なツボのひとつとして、体質改善目的の施術でも頻用されます。
使い方・例文
夜間に大量の寝汗をかく・逆に汗がまったく出ないといった発汗異常の施術で、鍼灸師が復溜を選ぶことが多く、腎虚体質の改善ケアでも用いられます。
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