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御母衣ダムとは?

みぼろだむ

御母衣ダムとは、岐阜県白川村を流れる庄川に建設されたロックフィルダムで、完成当時は東洋最大規模を誇りました。

御母衣ダム(みぼろダム)は、岐阜県大野郡白川村に位置し、庄川(しょうがわ)を堰き止めて造られたロックフィル式のダムです。電源開発株式会社(Jパワー)が運営する発電専用ダムで、御母衣発電所の水源として機能しています。

ロックフィルダムとは、岩石・砂利・土などの自然材料を積み上げて建設するタイプのダムです。御母衣ダムは完成した当時(1960年)、ロックフィルダムとしては東洋最大の規模を誇り、堤高131メートル・堤頂長405メートルという巨大な構造物です。ダム湖(御母衣湖)は庄川の深い谷を水没させて形成されました。

建設にあたっては地域住民の大規模な移転を伴い、荻町・飯島などの集落が水没しました。この移転を巡る住民の葛藤と補償交渉は後に記録・語り継がれています。また、水没地域に植わっていた推定樹齢400年以上の2本の老桜(荘川桜)が伐採を免れ、当時の電源開発社長の指示によってダム周辺に移植保存されました。この「荘川桜」は現在も開花し続け、御母衣ダムの象徴的な存在となっています。

周辺の白川村は世界遺産「白川郷合掌造り集落」の地であり、御母衣湖を眺める景観も観光資源のひとつです。

使い方・例文

岐阜県の御母衣ダムを訪れると、湖畔に移植された荘川桜が春に花を咲かせ、ダム建設の歴史と人々の思いを今に伝えています。

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