徒手検査とは?
としゅけんさ
徒手検査とは、器具を使わず施術者の手だけで関節・筋肉・神経の機能を評価する検査法で、理学療法士や柔道整復師などが身体評価に用います。
徒手検査(としゅけんさ)とは、器械や機器を一切使わず、施術者の手(徒手)のみを使って患者の関節・筋肉・神経・靭帯などの機能と状態を評価する検査手技の総称です。Physical Examination(フィジカルエグザミネーション)や整形外科的テストとも呼ばれます。
徒手検査は理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸師・医師など、身体の評価と治療に携わる専門職が日常的に行う重要な診断・評価ツールです。MRIやX線などの画像検査と組み合わせることで、より正確な状態把握と治療方針の決定に役立てられます。
代表的な徒手検査には以下のようなものがあります。
- ラックマンテスト:膝前十字靭帯の損傷を評価
- スペシャルテスト(肩関節):ローテーターカフや肩峰下インピンジメントを評価
- SLRテスト(下肢伸展挙上):坐骨神経痛・椎間板ヘルニアを評価
- 筋力テスト(MMT):各筋群の力の強さを段階的に評価
- 関節可動域測定:関節の動く範囲を角度で評価
徒手検査は費用がかからず即座に行える反面、施術者の技術と経験による差が生じやすい点も特徴です。感度・特異度はテストの種類によって異なるため、単一のテストで断定するのではなく複数の検査を組み合わせて判断することが推奨されています。
使い方・例文
膝の痛みで来院した患者に対し、理学療法士が器具を使わず特定の方向に膝を動かして靭帯の損傷を確認する際に徒手検査が実施されます。
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