弾性ストッキングとは?
だんせいすとっきんぐ
足首から膝・太ももにかけて段階的に圧力をかけ、足の静脈血やリンパ液の流れを助ける医療用の伸縮性ストッキングです。
弾性ストッキングとは、足首部分で最も強く、上方に向かって徐々に圧力が弱まる「段階的圧迫」を脚に加えることで、静脈内の血液やリンパ液を心臓方向へ押し返す医療用弾性着衣です。
ふくらはぎの静脈は重力に逆らって血液を送り返す必要があるため、弁の機能低下や長時間の立ち仕事・座り仕事、妊娠などが原因で血液がたまりやすくなります。弾性ストッキングは外部から適切な圧力を加えることで静脈径を縮小させ、静脈弁の働きを補い、血流速度を改善します。
主な用途は、深部静脈血栓症(DVT)の予防・治療、下肢静脈瘤の症状緩和、リンパ浮腫の管理、長時間フライトや術後の血栓予防などです。圧迫力の強さは「mmHg(水銀柱ミリメートル)」で表され、医療用は20mmHg以上のものが使われます。素材はナイロン・ポリウレタンの混紡が多く、着脱しやすい設計が工夫されています。
適切なサイズと圧迫度を選ぶことが効果と安全性の両方に重要であり、医師や看護師の指導のもとで使用することが推奨されます。
使い方・例文
手術後や長距離フライトの際、医師から深部静脈血栓症の予防として弾性ストッキングの着用を勧められることがあります。
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