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平家物語とは?

へいけものがたり

平家物語とは、鎌倉時代に成立した軍記物語で、平氏一門の栄華と滅亡を描いた作品であり、「諸行無常」の仏教思想を根底に持つ日本文学の傑作です。

平家物語(へいけものがたり)は、12世紀後半の治承・寿永の乱(源平合戦)を題材にした軍記物語です。平氏(平家)の興隆から壇ノ浦での滅亡に至るまでの約20年間の出来事を、壮大なスケールで描きます。鎌倉時代初期ごろに成立したとされますが、作者は明らかでなく、信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)説などが知られています。

冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は日本人に広く知られており仏教の無常観がこの作品全体を貫く基本的なテーマとなっています。栄えるものは必ず衰えるという思想が、平氏の盛衰を通して表現されています。

作品の主な特徴は次のとおりです。

  • 琵琶法師による語り:もともとは琵琶を伴奏に目の不自由な僧侶(盲僧)が語り聞かせた。各地で語り継がれ内容も変化した。
  • 多彩な登場人物:平清盛・木曽義仲・源義経・那須与一など、魅力的な武将たちが生き生きと描かれる。
  • 和漢混交文:和文と漢文の語彙を混ぜた力強い文体が特徴。

平家物語は後世の文学・演劇・映画・アニメに多大な影響を与え続けており、日本の古典文学の中でも特に親しまれている作品のひとつです。

使い方・例文

中学・高校の国語で「祇園精舎の鐘の声……」で始まる冒頭文を学ぶのが、平家物語との代表的な出会いです。

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