帝国主義とは?
ていこくしゅぎ
帝国主義とは、国家が軍事力や経済力を背景に他の地域・国家を支配・従属させて勢力を拡大しようとする政策や思想のことです。
帝国主義(ていこくしゅぎ、Imperialism)とは、ある国家や政治勢力が、軍事力・経済力・外交などの手段によって他の地域や国家を支配・征服し、自国の影響力や領土を拡大しようとする政策・思想・体制を指します。
歴史的に「帝国主義の時代」とよく呼ばれるのは、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのヨーロッパ列強(イギリス・フランス・ドイツ・ロシアなど)とアメリカ・日本がアジア・アフリカ・太平洋地域を植民地化・勢力圏に組み込んだ時代です。産業革命によって生まれた資本主義の発展が、原料供給地と市場を求める対外膨張をうながしたと分析されます。
帝国主義の主な特徴としては以下が挙げられます。
- 軍事力による領土・植民地の獲得
- 経済的収奪(資源・労働力の搾取)
- 被支配地域の文化・制度への強制的な「同化」
- 人種差別的な優越意識の利用
経済学者レーニンは著書のなかで帝国主義を「資本主義の最高段階」と位置づけ、独占資本と国家が結びついた形態として批判的に分析しました。現代では、軍事的占領を伴わなくても経済的・文化的・政治的支配を及ぼすことを「新帝国主義」と呼ぶこともあります。
使い方・例文
19世紀末のアフリカ分割は、帝国主義の典型例として歴史の教科書でよく取り上げられる。
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