本文へスキップ

左遷とは?

させん

左遷とは、職場において地位や権限が下がるような不本意な異動・降格を指す言葉で、一般的にネガティブな意味合いを持ちます。

左遷(させん)とは、組織内での地位や権限が実質的に低下するような異動・配置転換を指す言葉です。本人の意向に反した不利益人事として使われることが多く、ビジネスシーンではネガティブニュアンスを含みます。

語源は古代中国の「左を右より下位とする」慣習にさかのぼります。日本でも「左大臣より右大臣の方が上位」とされた歴史があり、そこから「左へ遷す(うつす)」という表現が「地位を下げること」を意味するようになりました。

現代のビジネスにおける左遷の典型例としては、次のようなケースがあります。

  • 本社の中枢部門から地方や子会社への転勤
  • 重要な役職から閑職・窓際ポストへの異動
  • 部長・課長などの管理職から一般職への降格

ただし、すべての転勤・異動が左遷を意味するわけではなく、表向きは同等の役職でも実質的な影響力が大きく変わる場合に「事実上の左遷」と見なされます。

労働法上、正当な理由のない一方的な降格や不利益変更は、権利濫用として無効とされる場合があります。人事異動は会社の権限の範囲内ではありますが、従業員の尊厳や生活に大きな影響を与えるため、適正なプロセスが求められます。

使い方・例文

「業績不振の責任を取らされ、本社営業部長から地方の子会社に左遷された」のように、不本意な人事異動を指して使われます。本人が感じる不満や屈辱感を含んだ表現です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語