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島嶼化とは?

とうしょか

島嶼化とは、孤立した島や生息地閉じ込められた動物が、世代を経るうちに小型化していく進化現象のことです。

島嶼化(とうしょか)とは、大陸から隔離された島などの閉鎖的な環境に生息する動物が、長い年月をかけて祖先よりも著しく小型化する進化傾向を指します。英語では「Island dwarfism(島の矮小化)」とも呼ばれ、進化生物学生態学の重要な概念の一つです。

なぜ小型化するのか
島では大陸に比べて食物資源が限られているため、体が大きいと維持コストが高くなり生存に不利です。また天敵となる大型肉食動物が少ない場合、防衛のために大型化する必要もなくなります。こうした自然選択の圧力が積み重なると、小型の個体のほうが繁殖で有利になり、種全体が世代を経るにつれて矮小化していきます。

代表的な事例

  • インドネシアのフローレス島で発見された「ホモ・フローレシエンシス」(現生人類の近縁種で身長約1メートル)
  • 地中海の島々に生息していた矮小ゾウやマンモスの化石
  • フィリピンのミンダナオ島に生息するフィリピンワシなど大型化した鳥類(逆島嶼化)

また、天敵が少ない島では逆に大型化する「島嶼巨大化」が起きることもあり、コモドオオトカゲがその典型例です。島嶼化は古生物学・保全生態学においても、絶滅した生物の体格推定や保全計画立案に役立てられています。

使い方・例文

フローレス島で発見された小型人類「ホモ・フローレシエンシス」は島嶼化の代表例として、進化生物学や古人類学の授業でよく取り上げられます。

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