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寺紋とは?

てらもん

寺紋とは、仏教寺院がその寺院を象徴するために用いる固有の家紋・紋章のことです。

寺紋(じもん)とは、仏教寺院が寺院の象徴として用いる固有の紋章のことです。日本の家紋文化に根ざしており、各寺院がその由緒・本山・開基家(建立した武家や公家)との関わりを示すために使用してきました。

寺紋の成立と背景
日本では平安時代以降、貴族や武家が家紋を使用するようになりました。寺院も同様に、その寺を建立・支援した檀越(だんおつ)や、所属する宗派の本山の紋を用いるようになり、これが寺紋の起源とされています。江戸時代には檀家制度が整備され、寺院と特定の家との結びつきがさらに強まったことで、寺紋の使用が定着しました。

寺紋の種類と特徴
寺紋には次のような種類があります。

  • 宗派紋:宗派全体の共通の紋(例:浄土宗の「杏葉紋」、真言宗の「三鈷剣紋」など)
  • 開基家紋:寺を建立した武家・公家の家紋をそのまま用いるもの
  • 独自紋:各寺院が独自に定めた紋
  • 山号・院号に由来する紋:寺院の呼称から図案化された紋

寺紋の使われ方
寺紋は、仏具・法衣・幕・掛け軸・門扉・塀など、寺院のさまざまな場所に用いられます。また、寺院が発行する御朱印にも押印されることが多く、参拝者にとって寺院を識別する重要なシンボルとなっています。神社における「社紋」に相当するものと考えるとわかりやすいでしょう。

使い方・例文

御朱印帳に朱印を押してもらうとき、紙に刷られた図柄が寺紋で、その寺院固有のシンボルマークとして機能しています。

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