実行機能とは?
じっこうきのう
実行機能とは、目標に向けて思考・行動を計画・制御・調整する脳の高次認知機能の総称です。
実行機能(エグゼクティブ・ファンクション)とは、目標達成に向けて思考・感情・行動を意図的に制御する一連の認知プロセスを指します。主に前頭前野が中心的な役割を担っており、日常生活や学習・仕事においてあらゆる場面で機能しています。
実行機能を構成する主な要素には以下のものが挙げられます。
- 抑制制御:衝動的な反応を抑え、適切な行動を選ぶ力
- ワーキングメモリ:情報を一時的に保持しながら操作する記憶
- 認知的柔軟性:状況の変化に応じて思考や行動を切り替える力
- プランニング:手順を考え順序立てて行動する力
幼児期から青年期にかけて発達し、特に3〜5歳ごろに急速に伸びることが知られています。ADHD(注意欠如・多動症)や自閉スペクトラム症などの発達障害では実行機能に困難が生じることがあり、教育や支援の現場で重要な概念となっています。近年は、実行機能を高める遊びや学習プログラムの開発も進んでいます。
使い方・例文
試験前に計画を立て、誘惑を断ち、時間管理をして勉強を進めるとき、実行機能が総動員されています。
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