完璧主義とは?
かんぺきしゅぎ
完璧主義とは、物事を完全な状態に仕上げることに強いこだわりを持ち、少しの欠点や不完全さも許容できない思考・行動のパターンを指します。
完璧主義(かんぺきしゅぎ)とは、成果物や自分自身に対して非常に高い基準を設け、ミスや欠点のない完全な状態を目指そうとする思考・行動の傾向を指します。英語では「perfectionism(パーフェクショニズム)」と呼ばれ、心理学や組織行動学の分野で広く研究されています。
心理学では完璧主義を大きく2種類に分けることがあります。
- 適応的完璧主義:高い目標を持ちながらも失敗を成長の糧として前向きに取り組める健全な傾向
- 不適応的完璧主義:失敗への恐怖や自己批判が強く、過剰なプレッシャーやストレスを生む傾向
後者の不適応的完璧主義は、先延ばし(完璧にできないならやらないという回避行動)・燃え尽き症候群・強迫性障害・うつ状態などと関連することが指摘されています。
完璧主義の人は、細部へのこだわりや高い品質管理能力という長所を持つ一方で、仕事をなかなか「完成」と認められない、他者の仕事にも高い基準を求めてしまう、などの課題が生じることもあります。
「80点でいったん提出してフィードバックを得る」ような完了主義(done is better than perfect)の考え方と対比されることが多く、現代のビジネスやアジャイル開発の場ではバランスの取り方が重要とされています。
使い方・例文
「完璧主義の傾向があるため、レポートを何度も書き直してしまいなかなか提出できなかった」「完璧主義を和らげ、まず60点の状態でリリースして改善するサイクルを身につけた」のように、行動や思考の傾向を説明する場面で登場します。
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