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先延ばしとは?

さきのばし

先延ばしとは、やるべき課題を意図的に後回しにする行動パターンで、不快感の回避や完璧主義が背景にあることが多い心理現象です。

先延ばし(さきのばし、英語: procrastination)とは、行動を開始できるにもかかわらず、意図的または習慣的に課題の着手を遅らせる行動パターンを指します。単なる怠惰とは異なり、心理的なメカニズムが深く関与しています。

原因とメカニズムとして、以下の要因が研究で指摘されています。

  • 感情回避:課題に伴う退屈・不安・自己不信といったネガティブな感情から逃れようとする
  • 完璧主義:失敗への恐怖から「完璧にできないなら始めない」という思考に陥る
  • 報酬の遠さ:締め切りが遠い課題ほど現在の欲求が勝ちやすい(時間割引)
  • 自己調整の失敗:衝動をコントロールする前頭前皮質の機能が低下している状態

影響と問題点としては、仕事や学習のパフォーマンス低下、ストレスの蓄積、罪悪感や自己嫌悪の悪循環が挙げられます。長期的には自己効力感(自分はできるという感覚)の低下にもつながります。

対策として有効とされるのは、課題を小さなステップに分割する、タイムプレッシャーを人工的に設ける(ポモドーロ法など)、自己批判よりも自己慈悲(セルフコンパッション)の態度を持つことなどです。先延ばしは意志の問題ではなく、感情調整の問題として捉えることが克服への第一歩とされています。

使い方・例文

レポートの締め切りが近いのに動画を見続けてしまったり、歯医者の予約を何週間も後回しにしてしまったりする行動が先延ばしの典型例です。

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