学習到達度調査とは?
がくしゅうとうたつどちょうさ
学習到達度調査とは、児童・生徒が特定の学習内容をどの程度習得しているかを測定する大規模な学力調査です。
学習到達度調査とは、一定の年齢や学年の児童・生徒を対象に、知識・技能・思考力などの学習成果を客観的に測定する調査です。国内での実施例としては文部科学省が毎年実施する「全国学力・学習状況調査」があり、国際的には経済協力開発機構(OECD)が3年ごとに実施する「PISA(Programme for International Student Assessment)」が最も知名度の高い調査として知られています。
PISAは15歳(日本では高校1年生相当)を対象とし、読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーの3分野を中心に、知識を実生活で活用する能力(リテラシー)を評価します。参加国・地域の比較データが公表されるため、各国の教育政策に大きな影響を与えます。
学習到達度調査の主な目的と意義は以下のとおりです。
- 学校教育の成果を客観的に把握する
- 地域・学校間の格差を可視化する
- 教育政策の立案・改善の根拠データを提供する
- 国際的な教育水準の比較を可能にする
調査結果は各学校の授業改善や教員研修にも活用されますが、点数競争や過度なテスト対策を招くという批判もあります。調査の目的は「序列づけ」ではなく「指導改善の手がかりを得ること」にあると強調されています。
使い方・例文
「PISAで日本の読解力が低下した」という報道が出ると、国語教育や読書活動の見直しが議論されるように、学習到達度調査の結果は教育政策の方向性に直結して語られます。
この用語をシェア
最終更新: