姫沙羅とは?
ひめしゃら
姫沙羅とは、ツバキ科の落葉小高木で、夏に白い小花を咲かせ、なめらかな赤褐色の樹皮が美しい日本固有の樹木です。
姫沙羅(ヒメシャラ)は、ツバキ科ナツツバキ属に属する落葉小高木で、学名はStewartia monadelphaです。日本固有種であり、本州の神奈川県以西・四国・九州の温暖な山地に自生しています。
最大の特徴は、樹皮がなめらかで赤褐色から橙褐色を帯び、古い皮が薄く剥がれることで木肌に独特の模様が生まれる点です。この美しい幹肌から、庭木や茶庭の添え木として古くから重用されてきました。
花期は6〜7月で、直径2〜3センチほどの白い5弁花を咲かせます。近縁種のナツツバキ(沙羅の木)より花も葉も小ぶりであることから「姫」の名が付いています。秋には葉が紅葉し、季節ごとに異なる表情を楽しめます。
利用・観賞上の主なポイントは次のとおりです。
- 四季を通じた変化が楽しめる庭木として人気
- 茶庭や和風庭園に調和する樹形
- 樹皮の模様が年を重ねるほど美しく育つ
- 比較的耐陰性があり、他の木の下でも育てやすい
幹の美しさを活かすためには、余分な下枝を剪定して幹を見せる仕立て方が一般的です。
使い方・例文
姫沙羅は、和風の露地庭園や茶庭に植えられることが多く、赤褐色の幹が苔石や竹垣と組み合わさって侘びた風情を醸し出す場面でよく見られます。
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