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姨捨の棚田とは?

おばすてのたなだ

姨捨の棚田とは、長野県千曲市の姨捨山(冠着山)中腹に広がる日本を代表する棚田で、「日本三大車窓」にも数えられる美しい田園景観で知られています。

姨捨の棚田(おばすての棚た)は、長野県千曲市(旧更埴市)の姨捨山(冠着山、標高約1252メートル)の中腹から麓にかけて広がる棚田群です。標高約550〜600メートルの急斜面に、大小約2000枚ともいわれる棚田が重なり合うように展開しており、農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定されています。

この地は古くから稲作が営まれてきた歴史的農村で、鎌倉時代から田が開かれていたとの記録も残っています。急傾斜地での農業は労働集約的で非常に困難ですが、地元農家が長年にわたって維持管理してきたことで、現在も美しい景観が保たれています。

棚田が月の光を反射する「田毎の月(たごとのつき)」は古くから歌枕として和歌に詠まれ、芭蕉や良寛をはじめ多くの文人墨客が訪れました。また、JR篠ノ井線の姨捨駅からの眺望は善光寺平を一望できる絶景として知られ、「日本三大車窓」の一つに数えられています。

近年は後継者不足や耕作放棄が課題となっており、棚田オーナー制度など地域住民と都市部の人々が協力して保全する取り組みも行われています。

使い方・例文

「秋の稲刈り前に姨捨の棚田を訪れると、黄金色に実った稲穂が段々と続く絶景を楽しむことができる。」

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