妻籠とは?
つまご
妻籠とは、長野県南木曽町にある旧中山道の宿場町で、日本初の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた歴史的集落です。
妻籠(つまご)は、長野県木曽郡南木曽町に位置する旧中山道の宿場町で、正式には「妻籠宿(つまごじゅく)」と呼ばれます。中山道42番目の宿場にあたり、木曽谷の深い山あいにその全容が残っています。1976年に国の重要伝統的建造物群保存地区として全国で最初に選定された地区のひとつとして知られ、歴史的町並み保全のモデルとして広く評価されています。
妻籠宿の保存が成功した背景には、1970年代に地元住民が自発的に取り組んだ「売らない・貸さない・壊さない」という三原則があります。開発圧力に抗して町並みを守り続けたこの姿勢は、全国の歴史的町並み保存運動に大きな影響を与えました。
町並みの中心となる本陣・脇本陣・旅籠などの建物が復元・保存されており、見学できる施設も整っています。また江戸時代の旅人が使った五平餅や栗きんとんなどの木曽の食文化も体験できます。
隣の馬籠宿(岐阜県中津川市)とは約8キロの石畳の山道で結ばれており、両宿を歩いて結ぶトレッキングコースが人気です。島崎藤村の小説『夜明け前』の舞台として文学的にも有名な地域です。
使い方・例文
妻籠宿を訪れると、江戸時代の宿場の雰囲気をそのままに残す石畳の通りを歩きながら、五平餅を食べたり水車小屋を見学したりする体験が楽しめます。
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