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天邪鬼とは?

あまのじゃく

天邪鬼とは、人の言葉や願いに逆らうことを本性とする日本の妖怪・鬼で、あまのじゃくな性格の象徴でもあります。

天邪鬼(あまのじゃく)は、日本神話や民間伝承に登場する鬼・妖怪の一種で、人の言うことにわざと逆らったり、人の心を読んで反対のことをしたりする存在とされています。その名は「天(あま)の邪鬼(じゃく)」、すなわち天に逆らう邪悪な鬼という意味に由来するとも言われます。

日本神話では、機織りの乙女の皮を剥いで機織り小屋に投げ込んだとされる「甘蔗(あまのじゃく)」という存在が記紀に登場し、これが天邪鬼の原型と見なされることがあります。また仏教美術では、四天王像や仁王像の足下で踏みつけられている小鬼として描かれており、邪悪・煩悩・欲望の象徴として表現されています。

民話の世界では、天邪鬼は人を騙したり、人の意図を先読みして逆の行動をとったりする存在として多くの昔話に登場します。「人の言葉の逆を実行する」という性質から、現代語の「あまのじゃく(天邪鬼)」という言葉が生まれ、素直でなく反抗的な態度をとる人を指すようになりました。

このように、天邪鬼は宗教的・神話的文脈と日常語の両方にまたがる、日本文化に深く根ざした存在です。

使い方・例文

「あの人は天邪鬼だから、すすめると逆に断る」というように、人の忠告や意見に反射的に逆らう性格を表す言葉として日常的に使われます。

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