大倉喜八郎とは?
おおくらきはちろう
大倉喜八郎は、明治・大正期を代表する日本の実業家で、大倉財閥を築き、帝国ホテルや大成建設の前身など多くの企業を創設した「実業界の巨人」です。
大倉喜八郎(おおくら きはちろう、1837〜1928年)は、越後国新発田(現新潟県新発田市)出身の実業家です。幕末に江戸へ出て乾物商を営み、後に武器商人として戊辰戦争・西南戦争などで政府軍への物資供給を行い、財を成しました。
明治政府の近代化政策の流れに乗り、陸軍御用商人として軍需物資の調達・輸送で急成長を遂げました。その後、事業を多角化させ建設・土木・ホテル・貿易など幅広い分野へ進出しました。創設または経営に関わった主な事業には以下のものがあります。
- 大倉組商会(現・大成建設の前身の一つ)
- 帝国ホテル(東京)の設立に関与
- 大倉財閥の形成(商社・建設・製造業などを傘下に収める)
- 大倉高等商業学校(現・東京経済大学)の設立
晩年には私財を投じて大倉集古館(東京・虎ノ門)を設立し、東洋美術品のコレクションを一般公開しました。日本最初の私立美術館の一つとして知られます。明治・大正という激動の時代に旺盛な企業家精神と政商的活躍で時代をリードした人物として、日本近代実業史に刻まれています。
使い方・例文
大倉喜八郎が設立した大倉集古館は現在も東京・港区に現存し、東洋の美術品コレクションを公開する文化施設として親しまれています。
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