変奏曲とは?
へんそうきょく
変奏曲とは、ひとつの主題(テーマ)を基に、リズム・音程・調性・装飾などを変化させながら繰り返していく形式の音楽作品のことです。
変奏曲(へんそうきょく)とは、最初に提示される主題(テーマ)を出発点として、それをさまざまな形に変化(変奏)させながら展開していく音楽の形式、またはその形式で書かれた作品のことをいいます。英語ではTheme and Variations(主題と変奏)と表現されます。
変奏曲の基本的な構成は、まず主題が演奏され、続いて複数の変奏(バリエーション)が繰り広げられます。各変奏では主題の骨格(和声進行や旋律の輪郭)を保ちながら、以下のような要素が変化します。
- リズムの変化(付点リズム、三連符など)
- 速度や拍子の変化
- 調性の変化(長調から短調へ、またはその逆)
- 音域・音型・装飾の変化
- 楽器の組み合わせや音色の変化
変奏曲は独奏・協奏曲・交響曲など多様な形で用いられ、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」、モーツァルトのピアノ変奏曲群、ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」、ブラームスの「ハンデルの主題による変奏曲」などが名作として名高いです。単純な主題が変容を重ねるなかで作曲家の技量や個性が際立つジャンルとして、クラシック音楽の重要なジャンルのひとつです。
使い方・例文
「ピアノ発表会でベートーヴェンの変奏曲を演奏する子どもが、最初は穏やかな主題を弾き、次第に速くダイナミックな変奏へと変化させていく」という場面で登場します。
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