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坑内採掘とは?

こうないさいくつ

坑内採掘とは、地下に坑道(トンネル)を掘り進めて地中深くにある鉱石・石炭などの資源を採掘する鉱業の方法です。

坑内採掘(こうないさいくつ、underground mining)とは、地表から縦坑・斜坑・横坑などの坑道を掘り進め、地下深部に存在する鉱床(石炭・金属鉱石非金属鉱石など)を採掘する鉱業技術です。露天掘りが地表から直接掘り下げるのに対し、坑内採掘は地下に坑道網を構築して採掘を行います。

坑内採掘が選ばれる主な理由は、鉱床が深い位置にあり、表土の除去コストが採算に合わない場合や、地形・環境上の制約がある場合です。代表的な採掘方式には以下があります。

  • 長壁式採掘(ロングウォール採掘):石炭層で広く使われ、長い切羽面を機械で掘り進める方式
  • 房柱式採掘(ルーム・アンド・ピラー):柱状の鉱石を残しながら部屋状に掘り進める方式
  • 充填採掘:採掘跡に廃石やセメントを充填して地盤沈下を防ぐ方式
  • ブロックケービング:大規模鉱山で上部を崩落させながら採掘する方式
坑内採掘では、落盤・ガス爆発・粉塵・浸水などの重大な危険が伴うため、坑道の支保工設置・換気・ガス濃度管理・脱水ポンプなど多くの安全対策が不可欠です。また作業員の搬送・資材の運搬のために電気機関車やコンベアが設置されます。

日本では炭鉱の閉山により坑内採掘はほぼ見られなくなりましたが、世界では依然として鉱物資源の主要な採掘方法として広く行われています。

使い方・例文

かつて北海道・九州に数多く存在した炭鉱では、地下数百メートルの坑道を掘り進め、作業員が機械や発破を用いて石炭層を採掘する坑内採掘が行われていました。

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