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土星状星雲とは?

どせいじょうせいうん

土星星雲とは、みずがめ座に位置する惑星状星雲で、土星のように中央の明るい部分を取り巻くリング状のガス円盤を持つことからその名がついています。

土星星雲NGC 7009)は、みずがめ座の方向に位置する惑星状星雲で、地球からの距離は約2千〜5千光年範囲にあるとされています。中央に白色矮星があり、その周囲を楕円形のガスと塵が取り巻く構造を持っています。

惑星状星雲とは、太陽程度の質量を持つ恒星が寿命の末に外層ガスを放出してできる天体です。放出されたガスが広がりながら中心星の紫外線で輝くことで、望遠鏡から見ると惑星のような円盤状の輝きを示します。

土星状星雲の最大の特徴は、本体の楕円形の星雲の両端から「アンサ(取っ手)」と呼ばれる細長いガスの突起が伸びている点です。この構造が土星の輪のように見えるため、土星状星雲(サターン・ネブラ)という名前がつきました。実際には土星の環とは全く異なる現象ですが、外観上の類似がこの愛称を生みました。

土星状星雲は比較的明るく(視等級約8等)、中型の望遠鏡でも楕円形の輝きを確認できます。色は青緑色がかった独特の色調を帯びており、これは酸素が二重電離した際に放出する光(OIIIライン)が主な光源であることによります。惑星状星雲の多様な形状を示す好例として、天文学の教材にもよく登場します。

使い方・例文

アマチュア天文家の間では、中型以上の望遠鏡でみずがめ座を向けると土星状星雲の青緑色の楕円形の輝きが確認でき、観望会の定番天体として人気があります。

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