圓生とは?
えんしょう
圓生とは、落語界において代々受け継がれてきた名跡のひとつで、特に六代目三遊亭圓生が近代落語の最高峰と称される名人として知られています。
圓生(えんしょう)は、落語の世界における重要な名跡(みょうせき)のひとつで、三遊亭圓生として代々継承されてきました。名跡とは、先代から弟子へと受け継がれる芸名のことで、その芸格と実力を示す称号でもあります。
なかでも六代目三遊亭圓生は、20世紀を代表する落語家として高く評価されています。古典落語の正統的な語り口と、細やかな人情描写、端正な芸風で知られ、「人情噺の圓生」とも称されました。「文七元結」「牡丹燈籠」など数多くの演目を得意とし、後世への録音や著作も多く残されています。
圓生の芸の特徴として挙げられるのは次の点です。
- 正確で品のある江戸言葉の使い手として知られた
- 登場人物の感情表現が細やかで、人情噺を得意とした
- 高座での所作・仕草が洗練されており、視覚的にも完成度が高かった
- 多くの演目を演じ「圓生百席」としてレコード化された
六代目圓生はその晩年、落語協会からの脱退問題(圓生脱退騒動)でも注目を集めました。現在も「圓生」の名跡は落語界で重んじられており、その継承には大きな期待と責任が伴います。
使い方・例文
六代目三遊亭圓生の高座は「人情噺の名人」として語り継がれており、録音された「圓生百席」は今日でも落語を学ぶ者の手本とされています。
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