国立故宮博物院とは?
こくりつこきゅうはくぶついん
国立故宮博物院とは、台湾・台北に所在する世界最大級の中国美術コレクションを誇る博物館です。
国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)は、台湾の台北市士林区に位置する国立博物館で、中国歴代王朝が宮廷で収集・保管してきた膨大な美術品・文化財を収蔵しています。英語では「National Palace Museum」と呼ばれます。
その起源は中国本土の故宮博物院(北京・紫禁城)にあります。中国国共内戦の末期、1948〜49年にかけて国民政府(中華民国)が北京の故宮から約70万点を超える重要文物を台湾へ移送しました。これらの文物を展示・保管するために、1965年に台北郊外に現在の博物館が開館しました。
収蔵品の特徴は次の通りです。
- 青銅器・玉器・陶磁器・書画・図書・文書など多岐にわたるジャンル
- 宋・元・明・清代を中心とする宮廷美術の精華
- 「翠玉白菜」「肉形石」などの超人気展示品が台湾観光の目玉にもなっている
- 所蔵品が膨大なため、常設展示は全体の一部にとどまり定期的に入れ替えが行われる
近年はデジタルアーカイブや国際貸し出し展にも積極的で、世界中の研究者や観光客が訪れます。中華文明の連続性と多様性を体感できる場として、学術的・文化的に非常に重要な施設です。
使い方・例文
「台湾旅行の定番スポットといえば国立故宮博物院で、翡翠で作られた白菜の彫刻が特に人気だ」のように使われます。
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