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回避型愛着とは?

かいひがたあいちゃく

回避型愛着とは、他者との親密な関係を無意識に避けようとする愛着スタイルで、幼少期の養育環境をもとにした心理学の概念です。

回避型愛着(Avoidant Attachment)は、イギリスの精神科医ジョン・ボウルビィが提唱した愛着理論をもとに、発達心理学者メアリー・エインズワースが乳幼児の行動観察から分類した愛着スタイルの一つです。

乳幼児期に養育者が子どもの感情的なニーズに対して一貫して無反応だったり、過度に距離を置いていた場合、子どもは「感情を表出しても世話をしてもらえない」と学習します。その結果、他者への依存や感情の表現を抑制する傾向が形成されます。これが回避型愛着の基盤です。

回避型愛着を持つ人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 親密な関係を求めながらも、実際には距離を置きたがる
  • 感情を表に出すことを避け、自己充足的に見せる
  • 他者に頼ることを弱さと感じる傾向がある
  • 別れや喪失に際しても感情が表れにくい

成人の愛着研究では「回避型」または「拒絶型」として分類されます。恋愛や友人関係において親密さを恐れるパターンとして現れることが多く、心理療法やカウンセリングの重要なテーマとなっています。幼少期の愛着スタイルは固定的なものではなく、安定した関係経験によって変化しうるとも言われています。

使い方・例文

カウンセリングの場面で、「なぜか深い関係になると相手を遠ざけてしまう」と悩む人を説明する際に、回避型愛着のパターンが参照されることがあります。

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