営業最高速度とは?
えいぎょうさいこうそくど
営業最高速度とは、鉄道や自動車などが営業運転(実際の旅客・貨物輸送)において公式に認められた最高速度のことです。
営業最高速度とは、鉄道会社や交通事業者が実際のサービス(旅客・貨物輸送)の中で、法令・安全基準・設備条件のすべてを満たしたうえで許可された最高速度です。「設計最高速度」や「試験最高速度」とは区別されます。
設計最高速度は車両や軌道が構造上出せる最大の速度、試験最高速度は試験走行時に記録された速度であり、どちらも通常は営業最高速度より高い値になります。たとえば新幹線の車両が試験で出した速度記録が営業速度を大幅に上回るケースは珍しくありません。
営業最高速度は次のような要素によって決まります。
- 軌道・線路の曲線半径や勾配など路線条件
- 信号・保安システムの制御能力
- 車両の制動(ブレーキ)性能
- 騒音・振動など沿線への環境影響
- 各国の鉄道安全法規や認可条件
日本では東海道・山陽新幹線の「のぞみ」が最高285km/hで運転されており、北陸新幹線では260km/hが設定されています。世界では中国の高速鉄道が350km/h営業運転を行っており、世界最高水準の一つです。速度向上には設備への継続的な投資と厳格な安全検証が不可欠であり、単純に車両性能だけでは決まりません。
使い方・例文
鉄道ファンの間では「試験速度は443km/hを記録しているが、東海道新幹線の営業最高速度は285km/hだ」という比較が話題になることがあります。
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