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和泉国とは?

いずみのくに

和泉国とは、現在大阪府南西部にあたる旧国名で、律令制下に設置された畿内の一国として、古代から中世にかけて繁栄した地域です。

和泉国(いずみのくに)は、日本の律令制における行政区画「令制国」のひとつで、現在大阪府南西部(堺市・岸和田市・和泉市・泉佐野市・泉南市など)に相当します。畿内五国(山城・大和・河内・摂津・和泉)のひとつとして位置づけられました。

和泉国はもともと河内国の南部に含まれていましたが、和銅6年(713年)に和泉監(いずみのげん)として分立し、のちに霊亀元年(715年)ごろ和泉国として独立したとされます。国府は現在の和泉市付近に置かれ、国分寺も建立されました。

和泉国の特徴として以下が挙げられます。

  • 商業・港湾:堺は中世後期に自由都市として栄え、東アジアとの交易拠点となった
  • 繊維産業:古くから綿織物が盛んで、近世以降も泉州木綿の産地として知られた
  • 農業:沿岸部での漁業・塩業、内陸での農業が営まれた

戦国時代には堺が豪商と自治都市として隆盛し、茶の湯の文化とも結びついた。江戸時代には幕府直轄領や諸藩が入り混じる複雑な支配形態が続きました。明治維新後の廃藩置県により、現在の大阪府に統合されています。

使い方・例文

和泉国は歴史の授業や時代小説で「畿内の旧国名」として登場します。また「泉州地域」「堺の自由都市」「泉州タオル(今日の泉州地域の繊維産業)」を語るうえで和泉国の歴史的背景が参照されます。

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