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吹付けコンクリートとは?

ふきつけこんくりーと

吹付けコンクリートとは、圧縮空気を使ってコンクリートを対象面に吹き付けることで、型枠なしに施工できる建設・土木工法です。

吹付けコンクリートとは、コンクリートや砂・セメント・水などの混合材料を専用ノズルから圧縮空気とともに高速で吹き付けて、壁面や斜面、トンネル内壁などに密着させる工法です。英語では「ショットクリート(Shotcrete)」または「ガンナイト(Gunite)」とも呼ばれます。

施工方法は大きく2種類に分かれます。

  • 乾式工法: セメントと骨材を乾いた状態でノズルまで搬送し、直前に水を混合して吹き付ける。施工距離が長くとれる反面、粉塵が多い
  • 湿式工法: あらかじめ水を加えて練り混ぜたコンクリートを圧送して吹き付ける。品質が安定しやすく粉塵が少ない

吹付けコンクリートが特に活躍する場面は以下のとおりです。

  • トンネル掘削直後の覆工(崩落防止の一次支保工)
  • 急傾斜地や法面(のりめん)の崩壊防止
  • 既存構造物の補修・補強
  • 複雑な曲面を持つ建築物の成形

型枠を必要とせず、複雑な形状や狭い場所でも施工できる柔軟性が大きなメリットです。一方、熟練したオペレーターの技術が仕上がり品質に直結するため、施工管理が重要になります。現代の山岳トンネル工事や防災工事では欠かせない技術として定着しています。

使い方・例文

山間部の道路脇で岩肌にコンクリートが吹き付けられている斜面を見かけることがありますが、これは落石や崩壊を防ぐための吹付けコンクリート施工例です。

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