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古文書学とは?

こもんじょがく

古文書学とは、過去に作成された文書・記録の形式・内容・真偽を専門的に研究・解読・分析する歴史補助科学の一分野です。

古文書学(こもんじょがく)は、歴史資料としての古文書(こもんじょ)を対象に、その形式・筆跡・花押印章料紙書体・発給形式などを体系的に研究する学問分野です。ドイツ語の「Diplomatik」に対応し、歴史学の補助科学(Hilfswissenschaften)のひとつとして発展してきました。

古文書学が扱う主な研究対象と課題は以下の通りです。

  • 文書の形式分析:差出人・宛名・年月日の記載方式、文言・書式の変遷
  • 真偽鑑定:偽文書(偽作・改竄)の識別
  • 年代比定:年号のない文書の作成年代を形式から推定する
  • 文字解読:くずし字・変体仮名の読み下し

日本の古文書学は、明治以降に東京帝国大学などで体系化が進み、中世・近世の公文書・私文書の研究に大きな貢献をしてきました。代表的な古文書の種類には、宣旨・下文・起請文・寄進状・売券などがあり、それぞれに固有の書式と形式が存在します。

近年はデジタルアーカイブの普及により、多くの古文書が画像データとして公開され、AIを活用した自動解読の研究も活発に行われています。

使い方・例文

歴史の授業や大学の日本史専攻で「古文書学」の演習が開講されており、実際に中世の土地証文などを解読する実習が行われます。博物館の展示解説で「古文書学的に重要な一級史料」といった形でも使われます。

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