受動喫煙対策とは?
じゅどうきつえんたいさく
受動喫煙対策とは、喫煙者の煙を周囲の非喫煙者が吸い込む「受動喫煙」による健康被害を防ぐための法的・環境的取り組みです。
受動喫煙対策とは、たばこの煙(主流煙・副流煙・呼出煙)にさらされることによる非喫煙者への健康被害を防ぐために行われる諸施策の総称です。受動喫煙は、肺がん・心疾患・脳卒中・COPD・乳幼児の呼吸器疾患などのリスクを高めることが国際的に確認されています。
日本では2018年に健康増進法が改正(翌2020年全面施行)され、学校・病院・行政機関などは「原則屋内禁煙」、飲食店などは規模や条件に応じた禁煙・分煙の義務化が定められました。違反には罰則が設けられており、法的な強制力を持つ対策として整備されています。
受動喫煙対策の主なアプローチには次のものがあります。
- 公共施設・交通機関の屋内禁煙化
- 飲食店や職場における禁煙・喫煙エリアの分離
- 喫煙専用室の基準設置
- 子どもが集まる場所(学校・医療機関・公園など)での特に厳格な規制
- 罰則・周知・啓発活動
WHO(世界保健機関)のFCTC(たばこ規制枠組条約)では、受動喫煙から守るために完全禁煙の環境整備を加盟国に求めており、日本はこの条約を批准しています。受動喫煙対策は個人の権利保護と公衆衛生の双方から重要な課題とされています。
使い方・例文
飲食店の屋内禁煙義務化や、妊婦や子どもが利用する施設での厳格な禁煙ルールの適用が、受動喫煙対策の具体的な事例として挙げられます。
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