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函入りとは?

はこいり

函入りとは、書籍や美術品などを保護・装飾するために専用の箱(函)に収めた装丁形式で、高級品や保存版によく使われます。

函入り(はこいり)とは、書籍・画集・工芸品などを専用の箱(函)に収めた状態、またはその装丁形式を指します。本の場合はスリップケース外函とも呼ばれ、中身を外部の衝撃・埃・光から守りながら、贈答や保存・展示にふさわしい格調を演出します。

書籍における函の素材は厚紙(ボール紙)が最も一般的ですが、高級品では布張りや木製のものもあります。函の形状には、本を完全に包む「四方函」、上下が開いた「スリップケース」、上面が開く「トレー型」などさまざまな種類があります。本文とは別に印刷・製本コストがかかるため、函入りの書籍は一般的に定価が高く設定されます。

函入り形式が採用される主な場面を挙げると次のとおりです。

  • 豪華本・限定版・特装版の書籍
  • 写真集・美術全集・画集
  • 全集・シリーズものの複数巻セット
  • 陶芸品・茶道具などの工芸品

工芸品の世界では桐箱に収めることが多く、桐の調湿・防虫効果が作品の長期保存に適しています。書籍においても函入りは「特別な一冊」であることを示すシグナルとして機能しており、コレクターや愛好家の所有欲を満たす役割を担っています。

使い方・例文

著名な作家の全集や記念碑的な写真集は函入り仕様で刊行されることが多く、書棚に並べたときの統一感や贈り物としての格式を高める効果があります。

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